YouTube
私はTVはほとんど見ないがYouTube動画は結構見ている。役に立つもの、見て楽しいものなどなどYouTuberにはすごい人たちが多数いて元気を貰える。TVと違ってコンテンツを厳選しなくても良いので頑張る人たちがより良い動画をアップしやすいのかもしれない。
そして、なんと言っても10分程度の短い動画は気楽に見れるのでありがたいし、高速再生機能のお陰で時間も節約できる。

FACT FULLNESSを買った

FACT FULLNESSを読む
その中で役に立つ系の複数のYouTuberが勧めている「FACT FULLNESS」を買ってみた。今半分くらい読み進めたところ。
実は最近めっきり本を読めなくなって良い本でも半分くらいまで読んだところで読むのを止めることが多い。前半は新しいことを学べるが後半は慣れてしまって興味が半減し気力が尽きてしまうのだ。あまり良い傾向ではない。
しかし、これは後半に差し掛かると読むスピードが上がってきた。久しぶりに最後まで読みそうである。

ところで、なんと言っても年寄りには字が大きいことがありがたい。メガネをかける習慣のないまま老眼になってしまったので、字の小さい本は「物理的に」もう読めないのだ。(歳は取りたくないなとつくづく感じる。)

将来が気になる年齢になってきた(最近は年寄りの方が未来を気にするのだ!)

老後計画
私は既に「老後」を気にする歳なので実は若い頃より将来のことが「具体的に」気になるようになってきた。「年寄りは過去に生きる」というが中途半端な年寄は未来が気になるのである。
しかし、YouTubeを見るようになってTVや新聞の偏った報道に染まってしまっていることに気がついた。

まだ私は30年くらい生きることを期待できる。十分に「長生きリスク」に備える必要があるのだ。世の中を偏って見ていると大きく判断を間違うリスクが高いぞやばい。

情報の偏りの原因は?

メディア
なぜに報道が偏向しているのか? YouTubeなら偏向していないのか? どうやれば適切な情報を入手出来るのか? などの解を見つけ、適正なメディア・リテラシーを身につけなければいけない。

当たり前だが個々のYouTuberには主張があるから偏向している。ある意味当然である。
そして、そのような人々の集合なので全体としてはYouTubeは偏向していない筈である。しかし、それらを満遍なく私が見れるのか?というと無理。YouTubeのトップページに出てくる動画は自分が良く見ている系の動画が出てくる。そこから選んでいる限り、当たり前だが偏ってしまう。これは自分のせいだ。う~~む難しい。

そしてFACT FULLNESS

FACT FULLNESSを読む
まだ前半しか読んでいないが対策のヒントがFACT FULLNESSから得られそうな気がする。

FACT FULLNESSによると、人は様々な本能を持っており情報を収集する際に、その中の防衛的な本能が反応する情報により注目するという性質があるらしい。各メディアはその性質を利用して視聴率を稼ぎ利益を上げる。その結果、それらの防衛本能が反応しやすいコンテンツに偏るという仕組みらしい。
なるほど説得力のある説明だ。

であれば、そのような本能を理解し手懐けることができれば偏った情報の海から偏りを取り除いて適切な情報を読み取れるかもしれない。残りを読み進めようと思う。

ところで新型肺炎がやばいのだが

老後計画
中国では2月1日現在、感染者数が1万人を越え、死者数も259人との報道がある。日本では1月31日現在、感染者数が17人で死者はいない

ここは福岡県の片田舎の飯塚市なのだが、近所のドラッグストアでもマスクの購入制限がかかっている。品薄らしい。なんとなく街のスーパーも人が少ない感じがするし、いつもは激混みの医院もガラガラ。急ぐ必要のない疾患なら罹患しないよう病院を避けているのかもしれない。

しかし、今はインフルエンザが怖い時期でもある。国立感染研究所のグラフを見ると、恐ろしいことに今年に入ってインフルエンザと肺炎で既に500人以上亡くなっている。

FACT FULLNESSの【第五章過大視本能 「眼の前の数字が一番重要だ」という思い込み】と同じ状況のように感じられる。今、熱心に対策するべきことは遥かにリスクが高いインフルエンザなのだが、マスコミの報道をみて新型肺炎のリスクがインフルエンザのリスクより高いように見えているのではないか。もちろん新型肺炎対策を怠って良い筈はないが、新型肺炎を怖がるあまりインフルエンザ対策を忘れて良いということにはならない。

我々一般人が日常で可能なインフルエンザ対策は、手洗い・うがい・マスク。新型肺炎と同じだ。なんだこのままで良いということではないか。 ということは今年はインフルエンザに罹る人が減るかもしれない。それはそれで喜ばしいことだ。

世の中から病気や事故で亡くなる人がいなくなるといいのになと思いつつ、今日はこの辺で。