実践C++入門講座 【無料】
第1回目で、C++を学習する理由と対象読者について書いてます。
言語を問わず少しでもプログラムの経験があり、高速なプログラムを高速に書きたい方が対象です。
第2回(VC++ 2015)と第3回(linux)、第12回(VC++ 2017)で開発環境の準備方法を解説しています。
実際の動作を見ていくことで理解が深まりますので、サンプル・プログラムをコンパイルしてデバッグできる開発環境を準備します。Windows上のMicrosoft Visual C++とlinux(ubuntu)上のgccのインストール方法と使い方を解説しています。gccの方はWindows PCでubuntuを使えるようするところも解説していますので、linux専用のPCをお持ちでない方にもお役に立てると思います。
Visual C++は現在最もメジャーです。gccはより厳密な部分まで学べます。皆さんの目標に応じてどちらか選択して下さい。悩んだ時は学習しやすいVisual C++をお勧めします。その後gccを学ぶことは簡単です。
他の開発環境を既に使われている方はそのままそちらを使って頂いてなんら問題ありません。
第4回目以降にてコンピュータの仕組みと絡めつつ、C++の解説を進めます。
それでは一緒に頑張っていきましょう!!
以下は、解説記事の日付順のリストです。(アイキャッチ付きの逆順リストはこちらです。)
- 第1回目 なぜ今C++を学習するのか?
- 第2回目 Visual Studio 2015 Communityを準備する
- 第3回目 Code::Blocksを準備する
- 第4回目 コンピュータの仕組みについて
- 第5回目 main()関数と基本の型
- 第6回目 左辺値・右辺値は演算子で決まる!!
- 第7回目 「C++プログラム」は7種の文で書く
- 第8回目 関数とC++の4大メモリその1 スタック
- 第9回目 実引数とローカル変数の保存場所スタック
- 第10回目 4大メモリその2 Static領域 と 分割コンパイル
- 第11回目 広大なメモリを使う 4大メモリ最後のヒープ
- 第12回目 Visual Studio 2017 Communityを準備する
- 第13回目 データをまとめる構造体とシンボルに番号を振るenum型
- 第14回目 C++のポインタとハマり易い5つの間違い
- 第15回目 配列、そして混乱の配列へのポインタとポインタの配列
- 第16回目 参照、それはポインタと同じ?違う?
- 第17回目 数値や文字はどのように記録されるのか?
- 第18回目 文字コードとVisual C++の悩み
- 第19回目 忘れちゃいけないプリプロセッサ
- 第20回目 クラスの基本はデータと関数のセットです
- 第21回目 コンストラクタの誤解と一時オブジェクト
- 第22回目 オジブェクト指向の3大特長の1つ「隠蔽」
- 第23回目 オジブェクト指向の3大特長の2つ目「継承」-基本編-
- 第24回目 オジブェクト指向の3大特長の2つ目「継承」-応用編-
- 第25回目 オジブェクト指向の3大特長の2つ目「継承」-補足-
- 第26回目 オジブェクト指向の3大特長の3つ目「動的ポリモーフィズム」
- 第27回目 オジブェクト指向の3大特長の3つ目「動的ポリモーフィズム」-補足-
- 第28回目 staticメンバ、および、クラス外でメンバを定義する
- 第29回目 異常系プログラミングを簡単化する「例外」
- 第30回目 「例外」の要注意事項
- 第31回目 イテレータの仕組みと範囲ベースforの仕組み
- 第32回目 ちょっとイライラするconst。でも、実は頼もしい奴です。
- 第33回目 C++の型変換でバグを未然に防ごう
- 第34回目 6個のスペシャルなメンバ関数
- 第35回目 ムーブと右辺値参照と特殊メンバ関数と
- 第36回目 最後の特殊メンバ関数ムーブ・コンストラクタ
- 第37回目 ムーブの使いどころ
最後にちょっと宣伝させて下さい。
セオライド テクノロジーでは高速・高生産性なC++の生産性を更に高める開発ツールTheolizer®を開発しています。これを使うことで内部データ構造の必要な部分のみのデータを通信回線でやり取りしたり、ハードディスクへ保存したりするプログラム開発の多くを自動化できます。GitHubで公開し、ここの技術ブログで使い方を解説していますので、ご覧頂けると幸いです。